
出典:Instagram
日本で最も有名な洞窟と言えば、洞窟内部の海面が、太陽光線の反射で青く輝くことからその名がついた、沖縄県の“青の洞窟”でしょう。
大自然が偶然の力を借りて生み出したこの景色は、ほかではなかなか見られない素敵なものです。
そんな“青の洞窟”のような神秘的で美しい洞窟の景色が、静岡県・西伊豆にて見ることができるんです。
静岡を代表する観光スポット“堂ヶ島”
出典:Instagram
美しい海景色が見られる静岡県・伊豆の中でも、特に景勝地として有名なのが、この西伊豆に位置する「堂ヶ島」。
どこまでも広く、青く、澄んだ海が神秘的なこの場所には、ここを静岡県を代表する観光スポットと押し上げた2つの見どころがあります。
海から、島へと続く道
出典:Instagram
まず1つ目は「三四郎島」。
象島、中ノ島、高島の3つの島からなる三四郎島は、海の干満の差により陸と地続きになる“トンボロ現象”が起きる不思議な島。
干潮になると幅約30メートルの浜ができあがり、足をぬらさずに三四郎島に渡ることができるのです。
ここには、その昔源氏の武者・三四郎が中ノ島に隠れ住み、彼と恋に落ちた小雪が引き潮のときの数時間だけ逢いに行ったという伝説も残っています。
クルージングで訪れる、伊豆の“青の洞窟”
出典:Instagram
そして、2つ目が「天窓洞」。
昭和10年、天然記念物に指定された天窓洞は、凝灰岩でできている海触洞窟です。
この洞窟の見どころは、中央にある天井が丸く抜け落ちてなされている天然の天窓。洞くつ内に光が射しこみ、それは季節・時間・天候により水の色がさまざまに変化し、何度見ても感動してしまうような一瞬を演出しています。
天窓洞にはクルージングで入ることができ、料金は大人1,500円/子ども600円(その他プランもあり)となっています。
赤く沈む、神秘的な夕景色
出典:Instagram
夕焼け時になると、幻想的なサンセットを見ることができます。
田子沖に浮かぶ田子島の奇岩と、赤く沈む夕陽が作り出す自然の神秘には、言葉を奪われてしまうほどの感動が。
堂ヶ島沖に浮かぶ三四郎島と、赤く沈む夕陽が作り出す美しいサンセットをぜひご体験ください。
日の入時間は日によって異なるので、一度確認してから現地に赴くことをオススメします。
お腹が空いたら、“洞窟BAR ANAGURA”へ!
出典:Instagram
お腹が空いたときには、江戸時代の石切り場跡を利用して作られた「洞窟BAR ANAGURA」へ行ってみましょう。
洞窟内がシャンデリアとキャンドルの明かりによってライトアップされた幻想的な空間には、レゲエやR&Bなどの心地いい音楽が反響するように流されています。
出典:Instagram
とことん洞窟探検を楽しむのなら、ディナーはこのお店で決まりです!
出典:Instagram
自然によって作られた美しい景色の数々。
どこを見てもきっと胸に温かいものがこみ上げるのを感じてしまうはずです。
みなさんも、ぜひこの美しい海景色を、神秘的な洞窟の光を、幻想的なサンセットを見て、素敵な時間を過ごしてみては?
【関連記事】
関連記事
【京都とは思えない】まるで”イギリスの田舎町”な京都・亀岡の「ドゥリムトン村」
2018年1月24日
【女子旅におススメ!】信州の小江戸”小布施”でまち歩きしたい栗三昧&美しい観光スポット
2017年3月06日
【一生に一度は行きたい!】無限の青が広がる“ネモフィラ”畑がまるで天国のよう
2016年4月18日
【まるで海外ドラマ!】一度は行ってみたい日本の最も美しい図書館
2017年6月01日