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体験シリーズ第1弾 ずっとチャレンジしたかった“ラウハラ編み”   ROYAL HAWAIIAN CENTER

KAZUE OTA

ライター

KAZUE OTA

ハワイの文化には、自然との共生という人々の思いが強く反映しています。ハワイにとって自然は身近なものであり、暮らしと密着したものに他なりません。伝統工芸品のひとつである“ラウハラ編み”は、ハラの葉を使ってバックや帽子、アクセサリー小物を編んでいくものです。きらびやかなハワイアンジュエリーも素敵ですが、自然の中にある美しいものを人の手で編んでいくラウハラ編みはハワイの文化・生活そのものです。

ワイキキの中心にあるロイヤルハワイアンセンターでは、毎週水曜日にC棟2階のピロティを活用してラウハラ編みを無料で体験することができまるワークショップが開催されています。毎回先着24名の方が同ワークショップに参加することができます。https://jp.royalhawaiiancenter.com/events/lauhala-weaving-lessons

 

教えていただく先生は、ビルさん。参加している生徒さんは9割が女性で、日本人ばかりではなく海外からの参加者もいらっしゃいます。ということで、レッスンは英語になりますが、先生が丁寧に教えてくださるので、言葉のご心配はいりません。ラウハラ編みは、準備が大変で、まずはハラの木から葉を摘みますが、乾燥して枝から落ちかかっている葉を選びます。その葉から汚れを落とし、とげもきれいにした後に専用の機械でなめしていきます。なめした葉を均等な幅になるように割いて、色分けしていきます。今回は、ワークショップなので、準備されたハラの葉が参加者にキットとして配られます。

 

赤と生成りの2色の葉を使って、ブレスレッドを作成します。1時間でできるのか心配です。                       まずは芯になる腕輪を自分の手首サイズにあわせて、クリップで固定してから編み始めます。2色の葉を交互に市松模様に編み込んでいきます。集中力を高めて進めていくと、編む順番を一つ飛ばしたことが判明。でも大丈夫、ラウハラ編みは、少しほどけばもとに戻せますので、飛ばしたところまで少し後戻りして再開します。隣の人の進み具合を意識しながらチラ見すると、みなさん上手に編み上げています。うーん、負けていられない。

40分ほど経過すると、おおむねの形は整い、あとはフィニッシュワークです。ここからは個別に先生のもとで手ほどきを受けて、ついに完成しました。可愛い出来上がり。結構お気に入りです。あっという間の1時間で、とても楽しい体験でした。絶対おススメです。私は市松模様をつくりましたが、幾何学模様や自由な発想でのデザインは無限にあります。

 

すっかり、ラウハラ編みの虜になった私は、次はバック編みにチャレンジしたいと、先生からお名刺を頂戴し、あらためてご連絡しようと思います。週に1回の開催なので、滞在のタイミングによって参加が難しいかもしれませんが、ハワイの伝統工芸文化体験にチャレンジしてみては。

参考情報:ハワイの伝統工芸品”ラウハラ”はどこで買える

ハワイメイドの“ウラハラ”を探すために、以前にハワイ島コナにある「キムラ・ラウハラ・ショップ」に行きました。店内には所狭しと、バッグやバスケット、小物から帽子まで様々な製品が並んでいます。ご興味のある方は、一度のぞいてみてください。

 

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