全米ナンバー1ビーチに輝いたこともあるラニカイビーチ。カイルアタウンの先、ホワイドサンドとコバルトブルーの海が素晴らしいビーチというのは、今更説明不要。一度ならず何度も行かれたという人も多いと思います。
ラニカイビーチに行ったことは何度もあっても、ではビーチ右手前方の沖合に浮かぶ2つの島に渡ったことがあるという人はどのくらいいるのでしょうか?少なくとも自分の周りにはゼロです。よほどのハワイ好きな人でもほとんどいません。ということは、沖合いの島からラニカイ・ビーチ〜カイルアビーチ一望の風景を見たことがある人は殆どいないということ?ではお見せしましょう。島から見たラニカイからカイルア界隈までの風景はこんな感じです。
ラニカイのアイコン的存在ともいえる島の名前はモクルア島。
上陸したことがない人でも島の名前くらいは知っていますね?そう、モクヌイとモクイキ。この2つを2つを合わせてモクルア島と呼ばれていますよ。
上陸できるのは向かって左側のモクヌイ島だけ。ちなみにハワイ語で「モク」は島。「ヌイ」は大きいという意味。つまりモクヌイ=大きい島という意味。では「イキ」は?そうです、片方が「大きい」ならこちらは「小さい」という意味で、モクイキ=小さい島。
島は野鳥の保護区になっていて、たくさんの鳥がここで卵を生み雛になるまで育てています。
島へ渡る方法は主に2つ。
1泳いで渡る。但し波と風の強い日が多く、泳ぎに相当な自信がないと無理。
2カヌーを漕いで渡る。1と同様の理由で体力に自信がなければかなり困難。カヌーのガイドと一緒に。
(以前なら写真のようにカタマランで運んでくれるツアーがあったのですが、今は禁止)
崖に沿って島の裏へと回り込むことが出来ます。
島の裏側から見た風景はこんな具合。いい感じの波が立っていることがわかるように、実はここ、知る人ぞ知る波乗りのポイントでもあるんです。
自然の力でできた海水プール(というより水溜り?)もあって、こんなふうに飛び込んで遊ぶロコボーイ。因みにこの時はこちらのお兄さんたちのカタマランでここまで運んできてもらいましたよ。
島にはなんにもありません。あるのは美しい砂浜ビーチと鳥の巣だけ。島でのんびり過ごすなら、サンドイッチとスナック、ドリンク持参で行くことを薦めておきます。