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ホノルル港発、7泊8日憧れのハワイクルーズ

山下 マヌー

スマートリップ・ハワイ編集

山下 マヌー

お父さんたちには懐かしい「トリスを飲んでハワイに行こう!」。そして夢のハワイを思いつつ聴いていたのが「憧れのハワイ航路」・・・。いつかはハワイへ!と、誰もがハワイを夢見た時代から約半世紀。今では「ちょっとそこまで」感覚で行くほどにハワイは身近な存在になりました。なのですが、ハワイクルーズはまだまだ憧れ?

 

ハワイ航路ではなく、ハワイクルーズ。ホノルルの港を出航し7泊8日でマウイ島→ハワイ島→カウアイ島→オアフ島と巡る豪華客船、”プライドオブアメリカ”の船上から見えるのは、島にいては決して見ることのできなかった風景の連続。

 

「船の中というのは意外に退屈なのでは?」。もしそう思っているのなら、それは大誤解。お客を飽きさせないようにと、次から次にエンターテイメントのメニューが用意され、しかもほとんどが無料。

 

逆に何もしないという贅沢もありです。船の最上階のデッキに寝転んだり、ジェットバスに浸かりながら海に沈んでゆく夕陽を眺めるという非日常の時間を過ごしてみるのはどうです?

 

エンターテイメントは船内のあちこちの会場で深夜まで行われていて、なにがどこで行われているかなどは、毎日部屋に配られる日本語の船内新聞でチェック。

 

船内新聞には「本日のお勧めワイン」と共にレストランの営業時間も書かれています。それを読めば朝の5時から深夜(というか明け方)3時まで、つまりほぼ一日中どこかしらのレストランが営業していて、食事をすることが可能だということです。

 

約2千人ものお客のお腹を満たすため、用意されたレストラン&バーの数は15。ビュッフェからラウンジまで、そのスタイルも多様。食事の料金は予めクルーズの料金に含まれています。何度でも、そしてどれだけ食べようとも追加のお金は必要ないんです!4つのレストランが、スペシャルレストランに指定。利用するのに1人10ドルのカバーチャージが必要に。因みに食事の際のチップも不要。チップといえば、船内ではチップをいちいち払うことはなし。一日10ドルがチップとしてチャージされ、下船の際に清算されるという仕組みに。なので部屋のベッドメイク、バーやレストランでのチップに悩まされることもなし。

 

アウトドアでボードゲームをしたり、バスケをしたり。いろいろと用意されていてお客を飽きさせません。もっともそんなことをしなくたって、景色を見ているだけで十分なんですけどね。

 

 

 

ショアエクスカーション”として島でのアクティビティも提供(もちろん港からの送迎付)。島ごとの特徴を活かしたアクティビティに参加し、ネイバーアイランドの奥深さ、素晴らしさを実感してみては?

 

船が大きすぎるので、港に着けない島も。そんなときにはこんなふうに救命ボートに分乗し、船から島へと渡ります。

 

島に上陸してアクティビティに参加したり、自由気ままに過ごすのもいいけど、船を降りずに船のデッキでまったりと過ごすのもOK。そうそう、島に上陸する場合には出航時間の確認を忘れずに。遅れたら置いてきぼりでされてしまいます。

 

航海スケジュールは土曜日にホノルルを出発→マウイカフルイ→ハワイ島ヒロ→ハワイ島コナ→カウアイナウイリウィリ→最大の見所ナパリコースト→ホノルルという日程。気になるお値段です。時期によって異なりますが、インサイド(窓のない部屋)の最安値1名899ドル〜。これを高いと感じるか、それとも安いと感じるかは自分次第。だけど海に浮かぶホテルの部屋に7泊して、毎日3食+ほぼ毎日20時間食べ放題で食べて+ドリンク(除くアルコール)を飲んで、4島周遊して、船の中でのエンターテイメント参加費込みでの金額・・・と聞いたら、どうです?

 

日本からLCC利用で安く往復、現地で7泊8日のクルーズで贅沢な時間を過ごす・・・賢く旅を作ればかなりお得に贅沢ハワイ、憧れのハワイクルーズ旅を作ることができると思います。

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