ワイキキビーチで目にするカタマランは、誰でも利用できるアトラクションですが、体験したことがある人はどのくらいいるのでしょう?ビーチエントリーで気軽に乗れるセーリングですが、実はかなりお得でかつ充実の内容なんです。
ビーチから出発するカタマランはいくつかあります。おそらく日本人に馴染みが深いのは“マイタイ”。確か50ドル前後します。なぜ馴染みが深いのかというと、日本のツアー会社が扱っているため。しかしツアー会社通しで申し込むことになるので、当然ツアー会社のマージンが上乗せされ、高めの金額になってしまうのが残念。
マヌーのお薦めはこちら。アウトリガーの前あたりに停泊している、黄色いMANU KAI(マヌカイ)号。お薦めの理由はいろいろあります。先ず1料金が安い!表立っては35ドルとなってますけど、裏メニュー的なリピーター料金なるものがあり、「リピーターです」と告げると20ドルになったりします(必ずというわけではなくその時の状況によります)。2予約要らずで簡単乗船!船の前にいるスタッフらしき人に次のセーリング時間を聞いて料金交渉→名前を告げ予約→時間になったら再び集合して乗船と、簡単。水着でも軽装でもどんな格好でもOK。
お薦めの理由その3、この船、マイタイなどの簡単なカクテルやジュースが飲み放題!という太っ腹のサービスあり。セーリングタイムは約1時間。他と比べると若干短いかもしれないのですが、それでも十分堪能できます。
乗船後早速駆けつけ一杯。ビーチではアルコール禁止のハワイでも船の上ならOK。波打ち際でプカプカ遊んでるその他大勢を前のちょとしたセレブ感、最高!
ほら貝を吹いたらそれが出航の合図。だんだんとワイキキビーチから遠ざかっていきます。いつもビーチでゴロゴロしていただけの人なら、すでにこの時点で感動してしまうこと必死。にしてもこうしてみるとワイキキビーチの砂浜はとても狭いことがわかりますね。
ここまで来ると海の色が濃い群青色に変わります。運が良ければなにか飛び出してくるかもしれません。
なんてことを考えていたら、おやおや・・・マジですか!?クジラの登場です!?
ワイキキビーチの沖合わずか数マイルの海にも来るんですね、クジラ。いやぁびっくりです。そしてなんと運が良いのでしょうか。写真にはありませんが、ウミガメにも遭遇することができましたよ。
クジラとさよならしたらダイヤモンドヘッドの方に進路を変更。
さらに沖から離れてワイキキを見た様子。なんにもなかった島に密集する高層ビル群はとてもアンバランスな光景。よくまぁこの島に、ここまでの開発をしたものだと改めて思います。
このころになるとお酒の勢いも手伝ってか、お客同士の一体感もアツくなってきます。比較的外国人が多く、言葉でのコミュニケーションはハードル高いかもしれませんが、これまたお酒の力もあってか、呉越同舟(別に敵と味方ではないけど)みんな和気あいあいの図。そうそう服装はご覧のとおり。水着でなくても濡れる心配はありません。
特等席はここだと思います。時折船が揺れるとネットの下からバッシャーンと波がきます。なので特等席に陣取りたいと考えているのなら水着で乗船がマストです(マストと船のマストをかけたダジャレですけど・・・)。
ということで再びビーチが近づいてきました。セーリング+ホエールウォッチング+海亀ウォッチング+飲み放題で定価35ドル。リピーターなら20ドル!これは絶対バリューだと思います。