近頃よく見かけるこのボトル。中身はウォッカで、ワイキキのほとんどのABCで買うことができます。一体どこで作られているのかと調べたら、マウイ島ということが判明。工場は常に開いてい見学もできると聞き、行ってみましたよ。
場所はマウイのアップタウン、クラの麓。マウイ最高峰の山、ハレクラニに向かって真っすぐ伸びた緑の中の一本道をずんずん行くと、突然右手に工場(らしき建物)が見えてきます。
工場とサトウキビ畑の全景。茶色の建物が工場で、緑の小さな建物はオフィス兼ギフトショップ兼受付兼インフォメーション。因みにオーシャン・ウォッカはオーガニックウォッカでもあるのですが、そのための厳しい基準をクリアするには、このくらいの敷地が必要なのでしょうね
建物がなければ見落としてしまいそうな入り口を、右に進みます。「MARTINI CROSSING」の文字とマティーニのイラスト・・・。いいですよねぇ、こういう遊び心のあるサインボード。ハワイの人たちってこういうのを作るセンスがピカイチだよなぁって思います。
ハレアカラを仰ぎ見る広大な緑のファ―ムの中の工場です。しかし何故マウイでウォッカ?すると「サーファーだったオーナーが『マウイのサトウキビを使ってでなにか作れないだろうか』とウォッカを作ることを考え、そのアイデアに投資家が出資してくれたから」。なんだかもう、ものすごいマウドリームじゃないですか。
ユニークなボトルのデザイン。なんかどこかで見たことがあるような気がしませんか?実はこれ、日本の漁船についているガラスのランプをヒントにし、それを地球の傾きと同じ角度の23,5度に傾け完成させたもの。ひと目見たら忘れないユニークな形状のこのボトル、「このデザインがなかったら我々のビジネスはここまで成功していなかったかも」というスタッフの話はあながち大袈裟ではないような気がします。
工場では毎日9時半から16時まで工場見学を行っています。受付はHP(https://fareharbor.com/oceanvodka/items/10334/)もしくはこちらの建物へ直接。
工場ツアーはお一人$12。但し20歳以下は無料。その差はなにかといえば、試飲ができるかどうかの違い。言い換えれば工場見学の料金というより、ウォッカの試飲代金ということ?
20歳以下のお子様はウォッカは飲めませんが、原料として使われているサトウキビを噛むことができますよ。サトウキビ、きれいな色してます。もう少し黒いと思ってました。噛みごたえありで、噛めば噛むほどじわぁ〜と甘さが口に広がっていきます。
工場見学を締めくくる最後のお楽しみ、試飲タイム。ハレアカラを臨む緑の中で飲むメイドインマウイのウォッカ。しか試飲エリアにもお子様は入れないという徹底ぶり。緑の中でハレアカラからの風を感じて飲むウォッカ・・・それは大人だけの愉しみ・・・。
愉しみ中の大人たちです。アルコール度数40度のウォッカです、ちびちび飲むうちに結構効いてきます。因みに町中のショップでは750mlが$27前後で購入可能。日本でAmazonあたりの通販では4000円前後と1,5倍で販売されているようです。
水とオーガニックに拘り、ハワイ島の深層水とマウイのオーガニックシュガーケインを使った、ほんのり甘い香りのウォッカ、お土産にするならミニサイズ(50ml)が便利です。
INFO
Hawaii Sea Sprit
4051 Omaopio Rd.
Kula, Hawaii 96790
- 営業日:
- 9:30〜17:00
- 休日:
- 無
工場見学:9:30〜16:00