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プチ絶景な伝説の舞台、ライエポイント

山下 マヌー

スマートリップ・ハワイ編集

山下 マヌー

ワイキキのほぼ裏側にあるライエ。ハワイリピーターでも「いったいどこ?」と、知らない人が多い、小さな町です。ポリネシアンカルチャーセンター(PCC)のあるあたりと聞けば、位置の見当がつくと思います。PCCの他に目立ったものはなく、モルモン教の大学で知られるブリガム・ヤング大学のハワイ校があるくらい。日本人観光客にとっては「素通りする」だけの町・・・なのですが、プチ絶景があるんです。

カメハメハHWYから狭い路地を入り、住宅地を抜けた先にあるライエポイント。

打ちつける荒々しい波が削ってできた断崖は、他の穏やかなビーチとはまったく異なる表情。その断崖の先に見える穴の空いた横長の岩は、ククイホオルアという名前の付いた立派な島なんですね。

この日の海は珍しく穏やか。普段はドカンドカン荒波が島を遅襲い、時折白波が穴を通り抜けるという、そんな迫力の光景を見ることができたりします。

ライエポイントの先に浮かぶ島や岩の独特なカタチを、ハワイアンの人々は、「暴れん坊の大トカゲ“モオ”を大人しくさせようと“カナ”という勇気ある一人が立ち上がり、モオの体を切り刻み、その体を海に投げ込んだところ5つの島になったと」と、そんな伝説を語り継いできました。断崖から見えている島や岩はモアの体の一部、というわけ。

そんな伝説の舞台でもあるライエポイント。道路も狭く大型バスが入ってこられないという事情もあるため、観光客の姿もまばら=ハワイリピーターの中でも行ったことがあるという人が少ない、ある意味マニアックな場所。

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