ワイキキはイタリアンの激戦区としても有名ですが、ビーチウォークにあるTaorminaはエグゼクティブシェフの三村浩之さんが手がける最高のシチリアン・キュイジーヌです。「Taormina(タオルミーナ)」はシチリア島にある海辺の村の名前で、有名な観光地として人気です。活火山エトナ山が近く、ビーチに降り注ぐ太陽は、どこかハワイの景色に通ずるものがあります。この村での伝統とスタイリッシュな空間との融合で、ワイキキのTaorminaは2007年にオープンしました。 https://taorminarestaurant.com/jp/
今回は、そんなシチリアン・キュイジーヌをリーズナブルに楽しむために、ランチタイムにお邪魔しました。テーブルに着くと早速に三村シェフがご挨拶にいらして、ランチのおすすめをご紹介いただきました。
前菜は、カルパッチョ。新鮮なビーフの薄切りに鮮やかな緑とチーズが踊ります。見た目も味も“Buono(ボーノ)”。昼なのでワインを我慢してしまったことを後悔します。
そしてメインの明太子パスタはクリームを使用せず、明太子とバターでクリーミーに仕上げ、シソと海苔が添えられます。日本人シェフのイタリアンは、なぜ美味しいかと考えると、この食材の取り合わせの感性が、奥行きのあるイタリアンになるからなのだと納得しました。
デザートは、ティラミスとチョコレートジェラードをたっぷり堪能し、食べ過ぎランチで大満足でした。
聞けば、三村シェフはTaorminaのほか、ステーキのFIRE GRILL、本格ナポリピザのAPPETITOをワイキキで展開しているとのこと。これは全部制覇せねばならなくなりました。三村シェフ、ごちそうさまでした。