ホノルル市議会議員より75周年認定書を受領~周年記念プロジェクトが順次スタート
ハワイの老舗豆腐ブランド「アロハ豆腐」は、2025年4月に創業75周年を迎えました。これに先駆け3月18日には、ホノルル市議会議員のタイラー・ドス・サントス・タム氏とラディアント・コーデロ氏より、アロハ豆腐75周年の認定書がポール上原社長に授与されました。
アロハ豆腐三代目社長である上原氏は、この記念すべき日に次のような言葉で自らの思いを語りました。「75周年という節目に栄誉ある認定書を賜り、大変光栄に存じます。そして、これまでの先代たちの努力に改めて敬意を表します。今日まで事業を継続することができたのは、ひとえにお客様の変わらぬご愛顧と、地域社会の温かいご支援・ご厚情があってこそ。また、日々豆腐づくりに情熱を注ぐ従業員の一人ひとりの尽力にも、深く感謝しています。これからもハワイの皆様のために、メイドインハワイの新鮮な豆腐と大豆製品を提供し続けてまいります。また、変化する消費者の好みや市場の需要に適応しながら、持続可能な未来のためのイノベーションを積極的に取り入れ、ハワイ独自の豆腐の伝統を次世代へ継承して行く所存です」
上原氏は、この75周年という節目の年を単なる通過点ではなく、さらなる発展と進化のための絶好の機会と捉え、これまで以上に積極的な事業展開への意欲を高めています。
例えば、アロハ豆腐ではデジタル化が進む現代のライフスタイルに合わせて、オンラインストアを公式ウェブサイト内にローンチ。これにより顧客は事前にインターネット上で商品選択と決済手続きを完了させておき、後は工場直売店に立ち寄って商品を受け取るだけという利便性の高いサービスを受けることができるようになりました。また、同社はサステナビリティに関連する社会貢献活動にも、事業の必須課題として取り組んでいます。その一環として、豆腐製造工程で必然的に発生するおからを地元の養豚農家に無償で提供することにより、食品廃棄物の削減に寄与。さらに自ら地元の小学校へ足を運び、自然と環境の重要性、大豆を生産する人の存在、職人が丁寧に豆腐を作るところまでをわかりやすく子供たちへ伝えていく食育活動もボランティアとして行っています。
そして同社は創業75周年を記念し、顧客や地域社会へ感謝の気持ちを込めて、またアロハ豆腐の将来を担う若い世代と絆を深めるために、ユニークで楽しい様々なプロジェクトを始動します。これらの最新情報は、アロハ豆腐の公式ウェブサイト及び公式インスタグラムを通じて随時発信される。
アロハ豆腐について:
1950年に上原亀三郎・鶴子夫妻が小さな工場から始め、2025年に75周年を迎えたハワイの老舗豆腐ブランド。1964年にアラモアナに移転、その後1966年に現在のカリヒ地区に約1,115㎡の工場を構え、ハワイ最大の豆腐ブランドに成長。現在は3代目の上原ポール・美砂夫妻が、28名の従業員とともに伝統を守りながら、より良い製品作りに取り組んでいる。遺伝子組み換えをしない大豆とハワイ産にがりを使用し、防腐剤不使用の安全な製品を提供。伝統的な製法で作られる木綿豆腐、絹ごし豆腐などの商品は、スーパーや工場直売で販売されています。
Media etc.より転載