ワイキキビーチに沈んでいく太陽もいいけど、ワイキキの高層ビル群に沈んでいくサンセットもなかなかいいもんです。タンタラスの丘と聞いて多くの人が思い描くのは「あ〜夜に丘に登ってワイキキの待ちを見下ろすあそこね」・・・だと思います。
そして多くの人が「一回行けばもういいや」と思っているはずです。
タンタラスの見どころは実は夜ではなく、むしろもっと早い時間の夕方。サンセットタイム。
タンタラスの麓からROUND TOPを登っていくと見えてくる“PUU UALAKAA STATE PARK”の看板を入った先に絶景サンセットポイントがあります。
夕暮れ前の明るい時間なので景色も最高。途中の運転もなかなか楽しいですよ。
右に左にカーブが多く、個人的に「ハワイいろは坂」と、そう呼んでます。
そうこうするうちにサンセットへの入り口が見えてきました。公園入口の看板が見えたら曲がって置くまでズンズン入っていきます。
夕暮れタイムがが近づくに連れ、駐車場が混んできます。なるべく奥に車を停め、その先に進めばいきなりドッカーン、この景色。心がけ良く若干早めに来たのでまだ太陽の位置は高いですね。
この時期の夕日は向かって右の方に沈んでいくのですが、まだ時間が早いのでこの人達は左方面を見ています。一体左側になにが見えるのだというのでしょうか。
これが見えました。ワイキキからダイヤモンドヘッド一望という感動的な風景が広がっています。
夜のタンタラスの丘ツアーに数十ドルも払うより、サンセットタイムに来たほうが絶対いいと思います。
そんなことを言っているうち、だんだん日が傾いてきました。
そうそう、ちょっとしたつまみ的なものを持参して行くと更に楽しめるので、そうしてます。
いよいよクライマックス時間を迎えております。高層ビルの裏、雲の下に沈んでいったのでありました。
ところでこちらのローカルグループの皆さんは、クライマックスタイム直前だというのに夕日はそっちのけで輪になって、いったいなにをしているんでしょうか。それが気になって気になって。
そうそう、大切なこと。時期にもよるのですが、18時45分に公園入口のゲートが閉められると車を出せなくなります。サンセットの余韻にいつまでも浸っていられないのは残念ですが、時間厳守でお願いします。
真昼の時間はこんな感じです。時折り見かける尖っていもいない先端に重なって、未だにタイタニックごっこをやっているカップルの姿がなんだか微笑ましいです。