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ハワイでサーフ&スノー

山下 マヌー

スマートリップ・ハワイ編集長

山下 マヌー

2018年のハワイの冬は寒すぎでした。普段なら雪なんて降らないマウイ島のクラタウンに積雪したくらいですから、どれだけ寒かったのか。現地の友人も「着るものがなくて困った」と嘆いてました。防寒するといってもハワイに暮らす人はそもそも部屋に暖房なんてないし、ダウンウエアも持ってないし。「ジャージの重ね着が流行ってた」というのもあながち嘘ではないようです。

 

特別寒かった今年のハワイの冬でしたが。毎年積雪する山があります。そう、ハワイ島のマウナケアです。標高4205メートル、太平洋でもっとも宇宙に近い山の頂上付近には毎年冬になるとこんなふうに一面雪景色。ハワイ山頂雪景色でございます。

 

雪景色を見慣れないハワイの人々。ついつい「雪だ雪だぁ〜!」と積雪の上を走って見たくなるのでしょうか?こんな看板で注意を促しています。あれ、よく見ると看板に穴が開いているのがわかります。

 

更に近寄ってみるとよくわかります。なんですかこの穴は?「銃で撃って遊んだ」・・・・んなわけがありません。強風が吹き荒れる山頂付近です。看板が風で倒れたり飛ばされないよう、穴を開けて風が抜けるようにしているんです。

 

雪が降ると言っても、ご覧のように道路は除雪されているので普通の車で登ってくることができます。但し暗くなってからは危険なので明るいうちに登り、明るいうちに降りてくることを薦めます。因みに日没して暗くなっても、車のヘッドランプを点灯させることは禁止されています。その理由は・・・?

 

天体観測の妨げになる、というのがヘッドライトを使ってはいけない理由です。NASAや日本のすばるを始め、世界各国が天体観測をしているマウナケア山頂。ここは観光局だけでなく天文学者たちにとってもパラダイスな場所というわけです。

 

おや?こんなところに人がいます。いしかもスキーをしているではないですか?しかも周りには滑ってできたと思われる何本もシュプールの跡まで。

 

当然リフトなんてものはありません。滑ったらこうやって板を担いで自分で登ってまた滑るという繰り返し。これ、かなりきついはずです。何故なら標高4000メートル付近ともなれば空気も薄く、呼吸も荒くなります。そんな環境の中でスキーブーツを履いて板を担ぐっていうのはどれだけ辛いことか。いったいどこの誰がこんなことを?その答えは・・・

 

標高4000メートル付近、太平洋でもっとも宇宙に近い場所でスキーを滑る人、それは観測所で働くスタッフでした。天体観測を行うのはもっぱら暗くなってからです。日中は時間を持て余すからか、そこでスキーというわけですよ。いいなぁ、羨ましいなぁ。

 

こんな美しい風景の中で滑れるなんて、素敵です。いつかは自分もここで滑りたいと思い続けているのですが、まだ実現していません。昼に雪面を滑ってそのまま車で海へ。次に海では海面をボードで滑る、そんなサーフ&スノー、死ぬまでに実現させてみたいものです。

 

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