ic_mapオアフ島

ゴキブリという名の美しい秘密の入り江

山下 マヌー

スマートリップ・ハワイ編集長

山下 マヌー

 

ワイキキから東廻りに観光する際、必ずといっていいほど立ち寄る場所ハロナ・ブローホール。別名「潮吹岩」の名前で知られていますね。太平洋の荒波が何年もの打ちつける間に岩場を削って小さなトンネルを作り、そこから海水を勢いよく吹き出しているあの光景。オアフ観光の定番ですね。

とはいえ、いつも元気に「ブッファー!」と吹いているわけではなく。波の調子によっては、こんな具合。吹いているんだかいないんだかよくわからない状態のときも。岩場まで降りていってはいけません。まして穴を覗こうなどと近寄っては絶対にいけません。数年前、海水を吹きだしている穴を塞ぐようにして座ったらそのまま吸い込まれて海へと引き込まれて死亡するという事故があったのはホントです。

降りていくべきなのは潮吹岩の右手の崖の下のビーチ。秘密の入り江っぽいでしょ。ていうか実際秘密の入江です。でもちょっと名前が変なんです。コックローチビーチというのですが、その理由は地元の人達もよくわかっていないようでした。コックローチ=ゴキブリですよ。こんな美しい入江が、いったい何故そんな名前に?謎ですね。

ガードレールの途切れた隙間からこんな風にして崖を降りていきます。

週末にはそれなりに人がいますが、平日はほぼ貸切状態。秘密度と隠れ度合いとプライベート感がさらに高まります。

平日

休日・・・といった感じでしょうか。

実はここ、パイレーツオブカリビアンやLOSTのロケ地にもなっています。ですが、このビーチが有名になったきっかけは、1951年のハリウッド映画「 From Here to Eternity」で猛烈なラブシーンが撮影されたことだと思います。

どのくらい猛烈だったのか?スチール写真を見てみましょう。バート・ランカスターが演じるウォーデン曹長とデボラ・カーが演じる人妻で男ったらしカレンとの、背徳だからこそ激しく燃え上がるラブシーンです。

実はDVDを見たことがあるのですが、写真以上に激しいです。波打ち際をぐるぐる回って絡み合ってます。戦後わずか5年の当時にこんな映画を製作していたんですね。映画に映る当時のハワイの景色もなかなか楽しませくれます。ちなみに作品は第26回アカデミー作品賞を受賞しています。

このときにはラブシーンごっこをしている人はいませんでした。いないといえばライフガードはいません。売店もありません。ドリンクとゴザと波に注意するのを忘れずに!

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