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ハワイ大学にあるちょっとレアなスリフトショップ

山下 マヌー

スマートリップ・ハワイ編集

山下 マヌー

Thrift Shop=スリフトショップとは、わかりやすくいえばリサイクルショップのようなもの。なんですけど、大きく違うのは売られているもの全てが寄付されたものだということです。営利ではなく慈善事業でもあります。販売代金から必要経費を除いた金額が寄付されるという、そんな寄付が寄付を呼ぶ“善意の寄付回転”をさせる、そんな仕組みのお店。

全米で展開するGOOD WILLがよく知られています。ハワイにも何店も展開していますね。

日本のリサイクルショップでは比較的新しいのものしか買い取ってもらえませんが、スリフトショップは買い取りではなく。寄付されたものしかありません。だから基本的になんでも受け付けています。

ハワイではセカンドハウスを引き払う人やメインランドに戻る米軍関係者なども多く、そのため寄付されるアイテムも様々&多数。まさに玉石混交です。探せば“玉”に当たることも多く、なかなか楽しいんです。

ハワイ大学構内にあるスリフトショップをご存知ですか?

1971年開業ということなので、間もなく約半世紀を迎えるという老舗のスリフトショップなんです。

場所からして寄付してくるのは当然ハワイ大学の学生たち。卒業したり寮を出ていくときなどに要らなくなったものを寄付していくんですね。そのせいか生活密着製品が多いかもしれません。木製の取り分け用フォークとナイフが50セント、炊飯器も5ドルです。

これはなんでしょう?ポップコーンを作るマシンのようです。4ドルとめちゃくちゃ安いです。だけど今どきのポップコーンにはフライパンで作れるタイプのものもあるし・・・要りませんね。お店経営者なら店内のインテリアに良さ気です。

やはり服に目がいきます。

狭い店内ですが、ちゃんと男モノと女モノとに分けられ、見やすく整理されています。

商品は全て寄付されたものなので、つまり仕入れ値はゼロ。だから面白いくらいに安い値札が付いています。家賃もかかっていそうにないし、町中のGOOD WILLより断然安いと思います。

こんなのを見つけてしまうと先の5ドルが高額に感じてしまいます。

同じ5ドルならこちらに使うほうが断然バリュー。ビーチでレンタルするよりここで買ってしまったほうが安いです。使い終わったら帰国前にまた寄付していけばいいしね。

 

 

サヌークのサンダル発見!値札の文字が見えていませんが、5ドルでした。

サイズが合えばむちゃくちゃお買い得なのですが、残念ながらデカすぎました。

そんなUH構内のスリフトショップ。購入したお金は大学の研究費や助成金として使われていきます。

ハワイ大学にお立ち寄りの際には是非覗いてみてください。

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