1916年創業のウクレレブランド「カマカ・ハワイ」は、このほど創業110周年を迎えました。記念すべき創業日である2026年6月18日を、ホノルル市郡では公式に「カマカの日」と制定し、その前日である6月17日には、ホノルル市長室にてリック・ブランジアーディ市長による制定証の授与式が行われました。

カマカ・ハワイの三代目社長クリス・カマカは、その弟で匠職人でもあるケイシー、妹のケイティ、四代目となるクリストファー・ジュニアと彼らの家族、それにPRを担当するメディアエトセトラのスタッフと地元テレビ局のニュースチームが見守る中、ブランジアーディ市長からの祝辞と制定証を受け取りました。この様子は地元テレビ局KHON2とハワイニュースナウの2局で放映され、ハワイの公共ラジオHPRにおいても四代目クリストファー・ジュニアのインタビューが放送されました。また、地元誌カカアコ・バートにはカマカに関する特集記事が掲載され、創業者サミュエル・カマカの写真がその表紙を飾りました。
ブランジアーディ市長は、「世界一のウクレレを四世代にわたり作り続けているカマカファミリーは、いわばウクレレ界のロイヤルファミリー」と、その偉業を称えました。それに応えてカマカ・ハワイ社長は「創業者である私の祖父、父と叔父、姉妹兄弟、妻や子供達、孫達、工場とショップのスタッフ達、そしてカマカのウクレレを奏でてくださる世界中のウクレレプレイヤーの皆さんに、心から感謝しています」と述べました。
限定版110周年記念ウクレレ
この節目を記念し、カマカ・ハワイは今年制作するウクレレ1台ごとに、110周年記念ロゴのインレイとラベルを施して販売。110周年限定のスペシャルウクレレは、希少なコレクターズアイテムとなることでしょう。

カマカを讃えるガラパーティー
インターナショナル・ウクレレフェスティバル・オブ・ハワイは、2026年7月10日(金)、ロイヤル・ハワイアン・センター内のロックアフラにて、カマカ・ウクレレ110周年記念『Kamaka 110 years of Tradition Gala』と題したガラパーティーを開催。この夜は、カマカ・オハナ(家族)アーティストたちが集まり、誰もが憧れるこのウクレレブランドを讃える記念公演を披露します。当日は午後4時40分から受付開始。ローストビーフのハワイアンビュッフェディナーの後、開場は午後6時。ロビーでは、カマカのウクレレも出展されるサイレントオークションをはじめ、カマカの特設ブースにおける110周年記念ウクレレの展示や110周年記念ロゴグッズの販売のほか、カマカと親交のあるダイヤモンドベーカリーの試食販売も行われます。ガラコンサートは午後6時30分から8時30分まで。
出演予定アーティスト:キミエ・マイナー、ライアテア・ヘルム、クリス・フチガミ、ジェフ・ピーターソン、クリス・カマカもメンバーとなっているハワイアンバンド、マケナ。チケットは、https://ukulelepicnicinhawaii.org/generation-of-tradition-concert/で、オンラインにて購入可能。

カマカ・ハワイについて
ハワイの老舗ウクレレメーカー「カマカ」は、ミュージシャンとしての才能もあったサミュエル・カイアリイリイ・カマカが、たった1人で1916年に創業。ポルトガル系「ヌネス」のウクレレ工房に入り浸り、ウクレレ作りを学んだサミュエルは、「カマカ ウクレレ&ギター」を1921年ホノルルのサウスキングストリートにオープン。カマカを代表する楕円形のパイナップルモデルも、この工房で誕生しました。1945年には、「カマカ&サンズ・エンタープライズ」という社名で新しいスタートをきりました。サミュエル亡き後は、長男サムが工房を再開し、1958年にはホノルルのサウスストリートに工房を移転。サムは6弦モデルやテナーモデル、ベルシェイプのオータサンモデルなど、現在も人気の高い数々の名器を生み出しました。1968年には、「カマカ・ハワイ インク」と社名を変えて法人化。1972年には、軍を退役した弟のフレッドと、サムの長男クリスも入社。サムとフレッド亡き後は、サムの長男クリスが社長、弟のケイシーが副社長を務めています。また、クリスの長男クリストファーも製造に関わっており、代々続くカマカの名は、最高級ウクレレの代名詞として現在も世界中に知られています。15人の職人たちが、1本1本にアロハの心を込め、手間と時間をかけ、その名に恥じない楽器作りを続けるカマカのウクレレは、国際的に活躍するハワイのウクレレプレイヤーたち、ジェイク・シマブクロ、ハーブ・オオタ・ジュニア、タイマネ、ライアテア、ブライアン・トレンティーノ、また、日本の平井大やリオなど、数多くのアーティストに愛用されています。
ウクレレの歴史やカマカ・ハワイの歴史を学び、工場内を見学できる無料ファクトリーツアーは、1日1回、毎週月・火・水・木曜日の午前10時30分から催行。日本語ツアー(有料)も今年後半にスタートする予定。

Media etc.より転載