ポイプビーチでハワイアンモンクシールと日光浴

山下 マヌー

スマートリップ・ハワイ編集

山下 マヌー

ハワイ各島に存在している歴代の「全米で最も美しいビーチ」。カウアイ島から選出されているのはポイプビーチ。2001年の全米ナンバー1ビーチに輝きました。全米No1に選出される前から、リゾートエリアとして人気の高かったポイプエリアですが、以前にもましてビーチには観光客が来るように。とはいえ、ワイキキと比べたらまだまだのどかですけど・・・。

 

ポイプビーチはいくつかの入江に分かれていて、遠浅で穏やかな入江では家族連れの姿も多く、シュノーケルや海水浴を楽しんでいます。

ビーチの幅は広いし、サンディ・ビーチだし、売店やホテルも乱立してないし。カウアイ島のまったりとした空気がいい感じで流れているポイプビーチなのであります。

 

そんなポイプビーチにやってくるのがこいつ。絶滅危惧種に指定されているハワイアンモンクシール。ほぼ毎日やってきてここで日光浴をしています。少なくとも過去自分がポイプビーチに行って会えなかったことはない、自分ポイプ史上100%遭遇チャンスありのハワイアンモンクシール。

 

やつはビーチに人がいようといまいと関係なくやってきます。人の多い昼間だったり、上の写真のときのように夕暮れどきだったり。時間に関係なく自由気ままにやってくるということは、つまりそれだけ人間を信頼しているということ。このときの写真のモンクシールの背中から針のようなものが見えますが、これは絶滅危惧種である彼らの生態を探るため研究者達により安全に取り付けられた発信器(のようなもの)です。

 

人間との信頼関係と絆を深めるためにも大切なこと、それは彼らに「ここが安心できる場所」だということを確信してもらうこと。そのために、上がってきたモンクシールのの周りをこのようにロープで囲ってモンクシールに人間が近づかないよう、注意を促しています。

 

サインボードによると、この時のモンクシールは年齢8歳半のメス。朝の8時にやってきたということがわかります。

 

シュノーケルが楽しめるし遠浅で子供も安心。砂はきれいだし、そのうえ絶滅危惧種のハワイアンモンクシールがほぼ毎日昼寝をしにやってきて、その寝顔にとことん癒やされる・・・そんな三拍子も四拍子も揃ったポイプビーチは、実にご機嫌ビーチなんです。

ところでカウアイ島は「世界で最も降雨量の多い島」と言われています。ですが、それはハワイアンの聖地であるワイアレアレ山近辺だけのこと。「雨が多いのなら行くのやめようかなぁ」なんて考えるのは大誤解。ポイプエリアのようにほとんど雨が降らず、晴天率が高い場所とそうでない場所とがはっきりしているということなんです。ポイプで雨が降ったという記憶も殆どないというのはホントです。ワイキキから飛行機に乗って1時間足らずのカウアイ島。日帰りだって十分狙える距離ですよ!

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