1921年に村井秀五郎氏、昼屋菊太郎氏、村本ナツ氏の3人の移民によって創業したダイヤモンドベーカリーは、ローカルでも大人気のクラッカー、クッキーを製造しています。スーパーでもよく目にすることと思います。地元の方々は、自身の子供の頃からの、思い出の味として今も、お年寄りから子供まだ、多くの方々が楽しんでいます。

カリヒにある、同社の工場では、工場見学ツアーを開催していて、ダイヤモンドベーカリーの歴史や企業理念、製造工程を理解できる絶好の機会となっています。もちろん、試食やお土産もあるので、いつものハワイ観光とは一味違った、大人の社会科見学です。

午前10時に向上に集合すると、既に10名を超えるツアー参加者が。まずは小さな会議室でダイヤモンドベーカリーの歴史や企業理念を、スライドを使って15分ほど紹介していただきます。その後は実際にクッキーを焼いている工場内へ。工場内にはいたるところに“POMO”の文字が飾られています。これは、同社の企業理念を示す頭文字で、

「P」=Pursuit of innovation with integrity(誠実さをもって革新を追求する)
「O」=Outstanding Quality(卓越した品質)
「N」=Nourishment of our community(コミュニティの栄養)
「O」=One O’hana(一つの家族)
を表しています。従業員が家族の様に、丁寧につくられていることを実感します。





既にたくさんのクッキーが、ベルトコンベアーに流れてきていて、壮観な景色です。食べてみたいなーと思ていると、焼きたてのクッキーが配られます。私もたくさんの同社のクッキーを食べていますが、焼きたては初めてです。温かくてしっとりとしています。感激。見学を終えると、お土産をいただき、さらにはショップでお買い物ができます。スーパーではお目にかかれない商品もあり、ついつい買い過ぎちゃいますね。でも、とても良いお土産を買うことができました。

工場見学ツアーの詳細は、ホームページをご覧ください。 https://sites.google.com/view/diamondbakery-japanese-website/