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はじめてのハワイアンソウルフードなら、ザ・ウィローズ

山下 マヌー

スマートリップ・ハワイ編集

山下 マヌー

ハワイアン料理と聞いて浮かぶものはどんな料理でしょうか。といってもそもそもハワイには人が住んでいなかったので、全部どこか他の島から持ち込まれ、根付いたものということになりますけど。

実は伝統的なハワイアン料理=ハワイのソウルフードの数々を出してくれる店は減っていて、数年前のオノハワイアンフードの閉店以来、ワイキキエリアからはなくなってしまいました。

ローカルエリアのカリヒあたりにはまだ名店も残っているのですが、ワイキキからの距離を考えるとちょっと。そこで、アラモアナセンターにもほど近いウィローズ。

1944年オープンの由緒あるハワイアンソウルフードを揃えたローカル人気店。玄関を入ると大きな庭の中に建物が点在し、それぞれ貸し切りも可能なので、ローカル達のパーティ会場やウェディングパーティ、音楽ライブパーティ(以前ジェイクがライブ演奏していた際に偶然店に行き、ラッキーだったのを覚えてます)をしていたなどでも利用されていたりします。

ローカルに人気なのは味や料理の品揃えだけではないようです。ビュッフェ形式、つまり食べ放題というのも人気の理由。しかも2時間食べ放題。

ウィローズに行くなら平日のランチタイムビュッフェをオススメします。何故ならディナーブュッフェの料金44,95ドルに対し、27,95ドルとお得だからです。料理の内容はほとんど変わりません。

肝心なハワイのソウルフードですが、最も有名なのはポケではないでしょうか?ハワイ語で「切り身」という意味の料理は、生のマグロやタコなどをぶつ切りにしたものにハワイアンソルトと海藻をマストで加え、それに玉ねぎやごま油なども加えて混ぜ合わせたら完成。

次にラウラウ。ティーリーフやタロイモの葉で肉屋野菜を包み、蒸し焼きにしたものです。中にお肉はとってもジューシー。葉っぱを食べる人もいますが、かなり微妙な味?慣れない観光客にはあまりオススメしません。

ロミサーモンも定番ハワイアン料理ですね。“ロミロミ”とひとくくりに呼ばれる料理ですが、ロミ=揉むという意味なので、つまりモミモミ料理という意味。ハワイアンソルトやレモンなどと一緒に揉み込んだ料理です。

左はカルアピグとキャベツを和えたもので、右はチキンロングライス。どちらもハワインの大好物。本来のカルアピグは熱した豚を砂の中で長時間蒸して完成させますが、現代では手抜きの料理方法がいろいろあるようです。燻製の香りが食欲をそそります。

そしてこちらがタロイモから作るポイ。これもまたハワイアンには欠かせない料理。海から魚、畑からタロが、その昔のハワイアンの生活を支えていたのですね。写真にはポケが入っていますが、通常は入っていません。自分たちで勝手にしたものです。ポケを入れて食べてみたら、美味しかったので・・・。

お腹で感じるリアルハワイ・・・そんな体験ができるウィローズですよ。

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