カピオラニ公園に向かって、カイマナビーチの静かな木陰道を歩いていくと、ホノルル水族館が見えてきたら目的の「アーデン・ワイキキ」はもうすぐです。ロータス・ホノルルという小さなホテルの2階に、今多くのグルメたちに注目されているレストランダイニングがあります。大きなバーカウンターを抜けると、広いダイニングが贅沢な席数で展開します。カナダ出身のマコト・オノシェフが腕を振るいます。
席に着くと、日本語の上手なスタッフが、丁寧にメニュの説明をしてくれます。ハワイではどうしても肉のメニューに偏りがちですが、ここではうれしいことに魚のメニューが豊富です。乾杯用の白ワインとともに、前菜では“ロメインサラダ”と“しし唐のゆず豆腐Dip”を注文します。またタルタルの文字に誘われてVenison Tartarも頼みます。日本人好みのアレンジに食欲が刺激されます。赤ワインにかえて、次に頼んだメイン料理は、“Steamed kona kanpachi”“チャコールグリルドAhi”。カンパチは濃厚なソースにトビコの触感が実に良いのです。一方のAhiは、外側をあぶったたたきで、さわやかで実に美味でした。
デザートを頼むには、満腹すぎたようで、次回の楽しみに。
夜のカイマナビーチを横目に、涼しい風を浴びながらの夜の散歩にはちょうど良い距離でした。ここは、まだまだ奥が深そうなので、次回も足を運びたいですね。