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ハワイ島コーヒー農園、当時の日本人の暮らしぶりを伝える内田ファーム

山下 マヌー

スマートリップ・ハワイ編集長

山下 マヌー

多くの日本人が日本からハワイに渡ったことは知られていますが、実際に彼らがどのような生活をしていたのかということについては、知ることや触れる機会はほとんどないのではないでしょうか?

ハワイ好きなら、いやいや日本人としてハワイに渡った先人たちのことを知っておくべきだと思います。移民の人たちが頑張って頑張って、現地に多大な貢献をしてくれたことで今の我々がハワイに居るわけですから。

 

ハワイ島のコナエリアのコーヒーベルトの一角にあるこちら、1945年まで内田さんが暮らしていた通称ウチダファームです。当時の暮らしぶりをそのまま残す貴重な“生きた博物館”とも言えると思います。

数年間までは内田さんの末裔の方が案内してくれたのですが、お亡くなりになり、見学することはできなくなっていたのですが、しかし「これは後世に伝えるべきだ」と財団が立ち上がり、見学が可能に(入場料15ドル)。

約80年前のままの空間は、きちんと整えられ今でも人の気配と生活の匂いさえ漂っています。時折内田さんファミリーがふら〜と帰ってきているのでは?とそんな錯覚さえ起こさせる空間。こちらは当時の子ども部屋を再現したもの。女の子がいたのでしょね。おひな様が可愛いですね。ハワイに渡っても日本の心を忘れないようにという、気持ちが伝わってくるようです。

 

ここはなんでしょう?一見すると貯水タンク?と思えますが、実はこれはお風呂。シャワーではなくお風呂。お風呂もまた日本スタイルが良いと、自分たちで和式のお風呂を作っていたのです。

 

FURO-BAとしてこのように解説がされていますよ。

そしてこれは屋根にコーヒー豆を干している様子。雨が降ると干していた豆を慌てて取り込む必要があり、それがかなりの手間となっていたそうです。しかしその手間から開放される画期的装置を内田さんが開発。それ以降、ウチダファームのコーヒーは人気と評判を得ていったと聞きました。で、その画期的装置というのが・・・・

こちらが画期的装置。スライドする屋根にしたことにより、雨が振りそうになったらすぐに豆を覆うことができるようになり、雨が降っても慌てて取り込む必要もなくなったのと同時に、いつでも屋根でハワイの太陽の元で天日干しができるという画期的装置!

案内してくれる人が見せてくれた、当時のコーヒー農家のスタイル。手作りのかごの中に摘んだ豆を入れていたのですね。

奥さんの作業場も残されています。緑に囲まれたナイスな部屋?いいえ、雨の多くジメジメした風土にあっては「ナイス」だなんて、そんな考えはなかったと思います。足踏みミシンで家族の衣服の殆どを作っていたどうです。

物置でしょうか。作業に必要なもの、生活必需品などが整然と置かれているのがわかります。

 

こちらは台所です。当時使われていた食器、お弁当箱も置かれ、相当リアルに保存されていることに感謝です。

ウチダファーム改め、正式名称KONA COFFEE LIVING HISTORY FARMの入場料は15ドル(大人)。ハワイ州の歴史的建造物にも指定された、日本移民のコーヒー農園。ハワイ島に行ったら立ち寄ってみることです。

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