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ハワイローカルスタイル、超簡単極ウマBBQ

山下 マヌー

スマートリップ・ハワイ編集

山下 マヌー

「BBQは男の仕事」。これはアメリカ人の常識。ハワイでもそれは同じです。旨いBBQを焼けない男は、男じゃない。男として面目丸つぶれです。加えてハワイの人たちはBBQが大好き。週末のアラモアナパークやワイキキのBBQサイトには、ローカルたちが楽しそうにBBQをしている姿をよく目にします。ハワイの知人に何度かBBQに招かれたことがあります。アメリカンスタイルのBBQを食べたことがある人なら、日本のそれとは断然違うと言うのがわかると思います。そもそも焼く肉の厚さや大きさが格段に違うし、味付けも全く異なります。

日本の場合、自分もそうですが簡単お手頃なことから、焼肉のタレを使うことが多くありませんか?すると結局は焼肉味になってしまう。ハワイで食べるBBQの味とはまったくの別物。BBQ感に欠けていますね。

いったいどうやったらあの味が出るのか?なにを使ったらアメリカンスタイルの本格派BBQが完成するのか?その味付けとスタイルの秘密を探るべく、毎週末家族のためにBBQを焼くこと数十年。近所の誰もが認めるハワイのBBQ番長である知人に聞いてみましたよ。

 

「男の仕事は先ず買い物からだ」と向かったのは、ローカルスーパーのタイムス。調味料コーナーで迷うことなく番長が手にしたのはONOブランドのシーズニング。これだけ。

 

①包丁で肉に切れ目を入れたら、②そこにこのシーズニングをまぶす。まぶした肉を冷蔵庫に入れないこと。それが大切。なぜならシーズニングの粒の塊が肉に染み込み易くするため。冷蔵庫に入れてしまうと肉が硬くなり染み込んでいかないんです。③そのまま約1時間ほど放置したら、はい完成! 後は④焼くだけ・・・なんだかすごくシンプルですが、これだけ。これでいいんです。

「タレ味が好きならHALM‘SブランドのハワイアンBBQソースでキマリだな」。タレをバケットに移したらシーズニングのときと同様、その中に肉を1時間ほど浸したら、はい完成!

 

肝心な肉選びですが、日本人のように「やっぱりA5だな」とか「黒毛和牛でないと」というこだわりはないようです。BBQは火が強いので「厚さ1センチ以上の油が多くて分厚い肉を選ぶ」のが良いそうで、薄い肉だとすぐに火が通ってしまい、肉がカリカリになってしまうとのことです。焼き方にもこだわりを見せます。「片側だけを焦げる寸前までよく焼いたら、ひっくり返して1〜2分焼いて完成。それがオレのやり方だ」と、番長は胸を張ります。

 

 そして最後に火。キングスフォードブランドのマッチライト。これが一番なんだそうでう。理由は、「炭の中に燃える成分が加えられているので、燃えやすいから」。なるほど、よく考えられた炭のようです。

 

以上がハワイのBBQを番長に聞いた極ウマ男のBBQ料理術。次回是非お試しを!最後に「ビーフよりチキン派」という人なら「フリフリソースを忘れるなよ!」との番長からのアドバイスも忘れずに!

 

 

 

 

 

 

 

 

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